北上市市民活動情報センターBLOG

 

2024/12/17

LIFULL HOME'S基金

①実施主体公益財団法人 日本フィランソロピック財団②助成対象事業…

2024/12/16

令和6年度 社会的養護施設等支度金助成

社会的養護施設等を対象に、入所者が就職または大学・短期大学・…

2024/12/13

令和6年度補正予算 官民連携まちなか再生推進事業 (普及啓発事業(地域伴走型))

①実施主体国土交通省②対象となる活動官民連携まちなか再生推進事…

2024/12/12

2025公益財団法人三菱財団「文化財保存修復事業助成」

①実施主体公益財団法人三菱財団②助成の対象・文化財保護法第二条…

2024/12/12

高校生とまちをつなぐ「学びのコーディネーター」を募集します

学校とまちの垣根を越えた学びをつくってみませんか北上市で学ぶ…

2024/12/11

地域政策研究センター 令和7年度 地域協働研究

①実施主体公立大学法人岩手県立大学地域政策研究センター②対象と…

2024/12/10

心のケア・フォーラム「心の病を抱えている人に寄り添うために」

\ユニベール財団さんからのお知らせです/今回のフォーラムは、…

2024/12/10

東北地域づくり協会  令和7年度 地域づくり支援事業(公益事業)

①実施主体東北地域づくり協会②申請者の要件(1) 東北地方に所在…

2024/12/10

自殺ハイリスク領域におけるゲートキーパー育成&アウトリーチ支援事業

①実施主体特定非営利活動法人OVAとREADYFOR(株)②対象となる団体…

2024/12/10

樫の芽会 伴走型就学・学習支援活動助成

①実施主体公益財団法人 樫の芽会②対象となる活動本活動助成事業…

交流センターの活動紹介【口内傘復活研究講座】

2015.04.07

この講座は2013年2月から始まりました。約200年前にこの地の武士が「内職」として始めた和傘作りの伝統を将来に残すのを狙いとしています。
今回は今年度最後ということで、これまでのふりかえりとこれからの作業工程の確認でした。
岐阜和傘の製造工程を解説したビデオを見ながら、参加者さんたちは口内傘との違いや、一つ一つの作業の大切さを確認していました。
★口内傘とは
口内傘は、大飢饉(ききん)などに悩まされた武士が、生計の足しに作り始めたとされる。竹や和紙を材料とする番傘が主体で、1950年ごろまで住民の分業制による生産が盛んだった。雪にも耐える頑丈さなどが特徴という。
★今年度のふりかえりより
・4/28(1回目)
【初めの一歩!竹加工開始】
傘の骨となる竹の皮むき作業。何度も練習を重ね、本番にのぞみました。
・5/22(2回目)、6/25(3回目)
【傘の命、骨をつくる/細さの極みに挑戦】

 


なたで竹を割り、骨を作る作業をしました。
骨は傘作りの中でも非常に難しい工程だそう。
・7/30(4回目)
【傘の「要」ろくろを再利用】
ろくろ(傘の骨を支える部分)を再利用し、研究会で製作した骨と組んでみることにしました。受講生は慎重に作業していました。

・9月10日(5回目)
【親骨子骨を作製】
男性がなたで一本一本の親骨を作製し、女性は骨のふし削りや糸を通す穴開けといった細かい作業を担当しました。
・10月8日(6回目)
【多才な工程を体感】
男性は番傘の骨揃え、女性はミニ傘の骨つなぎを行いました、どちらも簡単なようでいて、細かく集中力を要する作業でした。

 

  


・10月22日(7回目)
【仕上げで決まる傘の美しさ】
男性は骨のためかけ、女性はつなぎ作業を終えたミニ傘に和紙を貼りました。
口内傘は、なんと76工程を経て作られます!
今後、研究会では骨の作成を進めていくそうです。

 


取材にご協力いただいた口内地区の皆様、ありがとうございました!

口内地区交流センター 口内傘復活研究講座
毎月第4水曜日に開催されています。
参加費無料。
口内地区内外問わずどなたでもご参加いただけます♪