北上市市民活動情報センターBLOG

 

2025/06/02

令和7年度福祉基金

①実施主体北上市社会福祉協議会②助成対象活動高齢福祉、障がい者…

2025/05/30

公益信託 大成建設自然・歴史環境基金  2025年度助成金

①実施主体大成建設グループ②助成対象活動国内ならびに開発途上国…

2025/05/30

第35回(2025年)イオン環境活動助成

①実施主体公益財団法人イオン環境財団②助成対象活動地域ボランテ…

2025/05/30

ご近所おたすけサポーター養成講座受講者募集のお知らせ

地域の居場所づくりや高齢者の生活支援(ごみ捨て、買い物等)に…

2025/05/27

北上市民俗芸能保存団体事業費補助金

①実施主体北上市 文化財課②助成対象活動民俗芸能の保存育成と伝承…

2025/05/27

つながる防災プロジェクト 2025-2026(第5期)助成

①実施主体認定特定非営利活動法人日本NPOセンター損害保険ジャパ…

2025/05/26

北上市市民活動情報センターニュース6月号

6月号の内容は・・・☞トピックス・イベント情報「さをり織り作品…

2025/05/23

令和7年度 子どもゆめ基金助成金(二次募集)

①実施主体独立行政法人国立青少年教育振興機構②対象となる活動(…

2025/05/22

【6月】地区交流センター 講座・教室予定

◎自分が住んでいる地区外の交流センターで、どんな講座が開かれて…

2025/05/21

令和7年度移住促進事業費補助金

①実施主体岩手県②助成対象事業本県への移住を促進するとともに、…

交流センターの活動紹介【口内傘復活研究講座】

2015.04.07

この講座は2013年2月から始まりました。約200年前にこの地の武士が「内職」として始めた和傘作りの伝統を将来に残すのを狙いとしています。
今回は今年度最後ということで、これまでのふりかえりとこれからの作業工程の確認でした。
岐阜和傘の製造工程を解説したビデオを見ながら、参加者さんたちは口内傘との違いや、一つ一つの作業の大切さを確認していました。
★口内傘とは
口内傘は、大飢饉(ききん)などに悩まされた武士が、生計の足しに作り始めたとされる。竹や和紙を材料とする番傘が主体で、1950年ごろまで住民の分業制による生産が盛んだった。雪にも耐える頑丈さなどが特徴という。
★今年度のふりかえりより
・4/28(1回目)
【初めの一歩!竹加工開始】
傘の骨となる竹の皮むき作業。何度も練習を重ね、本番にのぞみました。
・5/22(2回目)、6/25(3回目)
【傘の命、骨をつくる/細さの極みに挑戦】

 


なたで竹を割り、骨を作る作業をしました。
骨は傘作りの中でも非常に難しい工程だそう。
・7/30(4回目)
【傘の「要」ろくろを再利用】
ろくろ(傘の骨を支える部分)を再利用し、研究会で製作した骨と組んでみることにしました。受講生は慎重に作業していました。

・9月10日(5回目)
【親骨子骨を作製】
男性がなたで一本一本の親骨を作製し、女性は骨のふし削りや糸を通す穴開けといった細かい作業を担当しました。
・10月8日(6回目)
【多才な工程を体感】
男性は番傘の骨揃え、女性はミニ傘の骨つなぎを行いました、どちらも簡単なようでいて、細かく集中力を要する作業でした。

 

  


・10月22日(7回目)
【仕上げで決まる傘の美しさ】
男性は骨のためかけ、女性はつなぎ作業を終えたミニ傘に和紙を貼りました。
口内傘は、なんと76工程を経て作られます!
今後、研究会では骨の作成を進めていくそうです。

 


取材にご協力いただいた口内地区の皆様、ありがとうございました!

口内地区交流センター 口内傘復活研究講座
毎月第4水曜日に開催されています。
参加費無料。
口内地区内外問わずどなたでもご参加いただけます♪