北上市市民活動情報センターBLOG

 

2025/10/17

洲崎福祉財団 令和7年度 継続助成(東日本)

①実施主体洲崎福祉財団②助成対象となる活動趣旨:中長期的視点に…

2025/10/17

日本フィランソロピック財団 第 3 回「子どもすこやか基金」助成(11/17)

①実施主体公益財団法人 日本フィランソロピック財団②対象となる事…

2025/10/17

2026年度 金融相談等活動助成

①実施主体一般財団法人ゆうちょ財団②助成対象活動高齢者、大規模…

2025/10/17

高齢者、障害者の支援を目的とするボランティア活動に対する助成(第2回)

①実施主体(公財)車両競技公益資金記念財団②助成対象活動高齢者…

2025/10/17

キユーピーみらいたまご財団 2026年度 第Ⅰ期 助成事業募集

①実施主体公益財団法人キユーピーみらいたまご財団②助成対象活動…

2025/10/17

北上市民俗芸能保存団体事業費補助金(二次募集)

①実施主体北上市②対象団体北上市内の民俗芸能を伝承する団体③対象…

2025/10/14

2025(令和7)年度『連合・愛のカンパ』助成

この助成は、新たな地域の助け合い活動を初期運営資金面から支援…

2025/10/09

地域福祉活動応援事業助成金

①実施主体岩手県共同募金会北上市共同募金委員会②助成対象団体北…

2025/10/03

2026年度「POSC社会貢献活動支援のための助成」

①実施主体一般社団法人 パチンコ・パチスロ社会貢献機構(POSC)②…

2025/10/03

2026年度 日社済「社会福祉助成事業」

①実施主体公益財団法人 日本社会福祉弘済会②助成対象事業研修事…

交流センターの活動紹介【口内傘復活研究講座】

2015.04.07

この講座は2013年2月から始まりました。約200年前にこの地の武士が「内職」として始めた和傘作りの伝統を将来に残すのを狙いとしています。
今回は今年度最後ということで、これまでのふりかえりとこれからの作業工程の確認でした。
岐阜和傘の製造工程を解説したビデオを見ながら、参加者さんたちは口内傘との違いや、一つ一つの作業の大切さを確認していました。
★口内傘とは
口内傘は、大飢饉(ききん)などに悩まされた武士が、生計の足しに作り始めたとされる。竹や和紙を材料とする番傘が主体で、1950年ごろまで住民の分業制による生産が盛んだった。雪にも耐える頑丈さなどが特徴という。
★今年度のふりかえりより
・4/28(1回目)
【初めの一歩!竹加工開始】
傘の骨となる竹の皮むき作業。何度も練習を重ね、本番にのぞみました。
・5/22(2回目)、6/25(3回目)
【傘の命、骨をつくる/細さの極みに挑戦】

 


なたで竹を割り、骨を作る作業をしました。
骨は傘作りの中でも非常に難しい工程だそう。
・7/30(4回目)
【傘の「要」ろくろを再利用】
ろくろ(傘の骨を支える部分)を再利用し、研究会で製作した骨と組んでみることにしました。受講生は慎重に作業していました。

・9月10日(5回目)
【親骨子骨を作製】
男性がなたで一本一本の親骨を作製し、女性は骨のふし削りや糸を通す穴開けといった細かい作業を担当しました。
・10月8日(6回目)
【多才な工程を体感】
男性は番傘の骨揃え、女性はミニ傘の骨つなぎを行いました、どちらも簡単なようでいて、細かく集中力を要する作業でした。

 

  


・10月22日(7回目)
【仕上げで決まる傘の美しさ】
男性は骨のためかけ、女性はつなぎ作業を終えたミニ傘に和紙を貼りました。
口内傘は、なんと76工程を経て作られます!
今後、研究会では骨の作成を進めていくそうです。

 


取材にご協力いただいた口内地区の皆様、ありがとうございました!

口内地区交流センター 口内傘復活研究講座
毎月第4水曜日に開催されています。
参加費無料。
口内地区内外問わずどなたでもご参加いただけます♪