北上市市民活動情報センターBLOG

 

2024/04/25

施設整備事業[令和6年度募金による令和7年度助成事業]

①実施主体赤い羽根共同募金会②助成対象社会福祉法人、更生保護法…

2024/04/23

北上市市民活動情報センターニュース 5月号

今回の内容は…■イベント情報、交流センターさんの講座■団体紹介/…

2024/04/22

5月・交流センター 講座予定

◎自分が住んでいる地区外の交流センターで、どんな講座が開かれて…

2024/04/19

2024年度子どもの安心・自信・自由を守る基金助成

①実施主体認定NPO法人新潟NPO協会②助成の対象事業(1)人材育成C…

2024/04/19

ロート子どもの夢基金

①実施主体ロート製薬株式会社特定非営利活動法人ピースウィンズ・…

2024/04/18

令和6年度「ご近所支え合い活動助成金」第2次募集

「ご近所支え合い活動助成金」は、県民が共に助け合い支え合う活…

2024/04/16

2024年度 くら基⾦ 若⼿研究者奨励助成

①助成対象活動  個⼈やグループによる科学に関する研究で、以下の…

2024/04/16

第2回「未来の介護基金」

①実施主体公益財団法人 日本フィランソロピック財団②助成対象活…

2024/04/16

2024年度(第50回)丸紅基金社会福祉助成金

①実施主体丸紅基金②内容基金の助成は、わが国における社会福祉活…

2024/04/15

学習交流会「あなたと考えたい多様な性のこと」が開催されます

北上市内で多様な性について周知活動を行う団体「many colorsきた…

交流センターの活動紹介【口内傘復活研究講座】

2015.04.07

この講座は2013年2月から始まりました。約200年前にこの地の武士が「内職」として始めた和傘作りの伝統を将来に残すのを狙いとしています。
今回は今年度最後ということで、これまでのふりかえりとこれからの作業工程の確認でした。
岐阜和傘の製造工程を解説したビデオを見ながら、参加者さんたちは口内傘との違いや、一つ一つの作業の大切さを確認していました。
★口内傘とは
口内傘は、大飢饉(ききん)などに悩まされた武士が、生計の足しに作り始めたとされる。竹や和紙を材料とする番傘が主体で、1950年ごろまで住民の分業制による生産が盛んだった。雪にも耐える頑丈さなどが特徴という。
★今年度のふりかえりより
・4/28(1回目)
【初めの一歩!竹加工開始】
傘の骨となる竹の皮むき作業。何度も練習を重ね、本番にのぞみました。
・5/22(2回目)、6/25(3回目)
【傘の命、骨をつくる/細さの極みに挑戦】

 


なたで竹を割り、骨を作る作業をしました。
骨は傘作りの中でも非常に難しい工程だそう。
・7/30(4回目)
【傘の「要」ろくろを再利用】
ろくろ(傘の骨を支える部分)を再利用し、研究会で製作した骨と組んでみることにしました。受講生は慎重に作業していました。

・9月10日(5回目)
【親骨子骨を作製】
男性がなたで一本一本の親骨を作製し、女性は骨のふし削りや糸を通す穴開けといった細かい作業を担当しました。
・10月8日(6回目)
【多才な工程を体感】
男性は番傘の骨揃え、女性はミニ傘の骨つなぎを行いました、どちらも簡単なようでいて、細かく集中力を要する作業でした。

 

  


・10月22日(7回目)
【仕上げで決まる傘の美しさ】
男性は骨のためかけ、女性はつなぎ作業を終えたミニ傘に和紙を貼りました。
口内傘は、なんと76工程を経て作られます!
今後、研究会では骨の作成を進めていくそうです。

 


取材にご協力いただいた口内地区の皆様、ありがとうございました!

口内地区交流センター 口内傘復活研究講座
毎月第4水曜日に開催されています。
参加費無料。
口内地区内外問わずどなたでもご参加いただけます♪